イップスとは?
スポーツ、楽器演奏、書道などの分野において、次のような症状に悩まされている方はいませんか?
- 今まで出来ていたことが突然できなくなった
- 体が固まり、思い通りに動かせない
- イメージ通りに体を動かせない
- 突然体が固まる
このような症状がある場合、それは「イップス」かもしれません。
イップス(Yips)という言葉は、1930年代にプロゴルファーのトミー・アーマーが自身の症状を表現するために使用したのが始まりと言われています。現在でも多くのスポーツ選手がこの原因不明の症状に悩まされています。
イップスは医学的な病名ではなく、スポーツなどの動作に支障をきたし、思うようなパフォーマンスが発揮できなくなる運動障害の一種です。
イップスの原因とは?
イップスの主な原因は「ストレス」と言われています。
運動は、脳の意識的なコントロールと無意識的なコントロールが調和することで正常に行われます。
- 意識的なコントロール:ボールをストライクゾーンに投げる、ゴルフのショットで特定の距離を狙うなど、目的を持った動作。
- 無意識的なコントロール:意識の指示を実現するために、脳が手足や体幹の動きを緻密に調整する。
この意識と無意識のバランスが取れているとき、スムーズな動作が可能です。
しかし、イップスが発症する際には、無意識の脳の働きが「恐れ」「不安」「プレッシャー」「過剰な意欲」といったストレスと結びつき、動作にブレーキがかかる状態になります。
ストレスといっても、単なる「不安」や「怒り」といった表面的な感情ではなく、潜在的なストレスが大きく関与していることが多いのです。
潜在的なストレスの要因
- 信念(心のルール):自分はこうあるべき、こうしなければならないといった考え。
- 価値観(心の栄養):自分の人生・生活にとって重要なもの
- ストレスにつながる記憶:過去の失敗体験やトラウマ。
近年の研究によると、イップスの発症には以下の要因が関係していることが分かっています。
- プレッシャーや緊張
- 過去の失敗体験
- フォームや動作の修正による正常動作の混乱
- 過度な意識
当院でのイップス治療
イップスは技術的な問題ではなく、また練習不足やメンタルの弱さが原因ではありません。
むしろ、イップスの方はこれまで当たり前のようにできていた動作が突然できなくなることに苦しんでいます。
そのため、従来の指導やトレーニングでは改善しづらいことが特徴です。
当院では、イップスの根本的な原因にアプローチする治療を行っています。
誤作動信号の修正
イップスの症状は、脳から体への誤った指令によって引き起こされます。まずは、この誤作動信号を修正し、正しい運動指令を送るために誤作動信号に絡むストレス情報の特定が必要です。
誤作動記憶の書き換え
イップスの影響で、脳と体が誤った動作パターンを記憶してしまうことがあります。これを改善するために、身体の正しい動きと感覚を再学習するアプローチを取り入れています。
メンタルアプローチ
ストレスがイップスの大きな要因であるため、潜在的なストレスにアプローチし、プレッシャーや過去の失敗体験と向き合うことも重要です。当院では、心理的アプローチを取り入れながら、安心してプレーできる状態を目指します。
一緒にイップスを克服しましょう
イップスは決して克服できないものではありません。
適切なアプローチを行うことで、多くの方が症状を改善し、再び自分らしいプレーを取り戻しています。
「今までできていたことができなくなった…」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの症状に合わせた最適な方法で、イップス克服へのサポートをいたします。
イップス治療に関する動画をご覧ください。
つちこカイロプラクティック
土子先生の動画
