不調の原因と心理的エラー情報
ある30代のお母さんが、肩や首の不調を訴えて来院されました。
身体系の反応は首の靭帯系と肩の筋肉系の働きにエラーを起こしていました。
アクティベータで神経関節機能障害を調整し、身体系のエラーは改善しましたが、脳の側頭野と前頭前野にストレス情報が絡むエラーが残されていました。
心身条件反射療法でストレスに絡むキーワードを特定すると母親としての信仰心というキーワードが検出されました。話を伺うと、彼女は「母親として健康でいなければならない」という強い思いに囚われ、SNSやインターネットで健康情報を過剰にチェックする日々を送っていました。
「あれを食べると体に悪い」「これをしなければならない」——そんな情報に囲まれるうちに、自分が本当に心地よいと感じることを選べなくなり、常に緊張した状態を作り出していたのです。心の余裕を失い、気づけばストレスが体の不調として現れていました。
さらに掘り下げると、その背景には両親の健康に対する不安もありました。自分が健康でなければ家族を支えられないというプレッシャーが、知らず知らずのうちに心を追い詰めていたのです。
しかし、治療を通じて「自分がいかに情報に左右され、生きづらさを感じていたのか」ということ気付くことができました。その気づきとともに、肩や首の緊張も和らぎ、スッキリとした表情で帰られました。
まとめの一言
現代は過度な情報化社会で、見たくなくてもたくさんの情報が入ってきてしまいます。
健康を求めるあまり、自分の心から望む状態とかけ離れて、「あれはいけない、これをしないと不健康になる。」とむしろ自然体ではなくがんじがらめの思考に陥ります。
外部からの情報に頼りきらないで、自らが望むことに制限をかけない心と体の調和こそが、本当の健康につながるのではないかと思います。


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